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  • 臨床工学科の紹介

    臨床工学科は、血液浄化・医療機器管理・その他機器操作の業務を現在8名のスタッフで行っています。

    血液浄化

    血液浄化部門では、透析センターにおける導入期及び慢性維持透析、療養病棟における各病床対応透析、その他各種急性期血液浄化療法を実施しています。

    透析センター

    透析センターは、ベッド数37台(個人用透析装置4台・オンラインHDF及びI-HDF対応透析装置4台・オンラインHDF対応透析装置5台・多人数用透析装置24台)あり、透析管理システムと電子カルテを連動させ運用しています。
    透析室での日常業務に加え、水処理装置の保守管理(水質管理)、透析患者さんの検査データ管理を実施し、各患者さんに適した透析治療がされているかの確認や評価も行っています。

    透析療養病棟

    当院では、療養病棟(45床)に透析センターと同じ透析液供給システムを設置し、透析液配管はループ回路方式を採用しています。
    多人数用透析装置20台を使用し、各病室に透析液配管を敷設、各自の病室にて透析を実施しています。
    透析後は、透析装置洗浄室にて洗浄・消毒を実施しています。
    臨床工学技士は、各部屋の透析装置の設置・操作及び撤去と透析液供給システムの管理を行っています。
    透析液配管(母管枝管含め)が400メートルを超えるため、透析液清浄化維持に細心の注意を払い業務を実施しています。

    急性期血液浄化

    当院では、敗血症及び敗血症性ショックに対して7時間 High Volume CHDF(または、CHF)を積極的に選択し治療を実施しています。また、腹水濃縮再静注療法・白血球除去療法・血漿交換療法・エンドトキシン吸着療法・薬物吸着療法を行っています。

    医療機器管理

    機器管理部門では、人工呼吸器等を中央管理化し、各装置の保守点検を実施しています。各装置の保守点検には、専用のアナライザーを使用した定期点検を行っており安全かつ確実に使用できるよう努めています。また、各部署に設置している医療機器を含め226台の各種医療機器を管理し、故障診断及び修理対応をしています。
    また、医療機器に関する医療事故防止のため、臨床工学科主催にて医療機器の安全使用講習会を開催し、毎年様々な医療機器に関わる医療事故を取り上げ正しい使用方法と事故防止対策について講習会を開催しています。